当社が職人支援をする理由
建築業界に於いて、持続継続可能な業態を作り上げるシステム構築の中で非常に重要な役割を担う1つに、次世代のものづくりの担い手を育てることがあります。
そして、若い優秀な人材に職人としてこの業界に入ってきてもらうには、企業側の受け入れ体制、業界全体としての整備が不可避だと考えています。
そして、若い優秀な人材に職人としてこの業界に入ってきてもらうには、企業側の受け入れ体制、業界全体としての整備が不可避だと考えています。
現在、建築現場に従事する職人のほとんどは非正規雇用もしくは1人親方と言う名の外部発注扱いで働いています。経営体質強化、固定費削減が正しい経営という企業側の論理が正当化される流れのなか、職人は社会的保証も信用も極めて薄い職業になり、大工が自分の家を建てれない時代と言われて久しくなります。
体を使って仕事をする肉体労働者は病気や怪我などのアクシデントに見舞われるとすぐに収入がなくなります。また、年齢を重ねると生産性が 落ちて収入が減っていくのは明白であり、業界全体として若い人が、将来的な展望を持ちにくい構造となってしまっています。
私たちは、お客様が幸せな暮らしを営むための家を建てるには、まともな暮らしをするまともな職人が建築現場に従事するべきだと考えます。
職人起業塾の母体となる株式会社四方継では創業以来、自社社員の職人による施工にこだわり続けてきました。職人を正規雇用、労働法に準じた雇用体制を整えることによって、職人の意識を変え、工事品質を向上させ、顧客満足を勝ち取り、顧客との信頼関係を築き上げることで成り立つビジネスモデルを目指し、構築してきました。二十数年に渡るその取り組みを通して分かった事は、優れた技術を持った職人は少しだけの知識と意識を変えるだけで引っ張りだこの繁盛工務店として成り立てるスキルを手に入れる事が出来るという事です。志と循環型ビジネスモデルの基礎知識を得て、理論に基づいた戦略に沿ってすこしずつでも行動に移す事が出来れば将来に不安を抱きながら毎日を過ごす事無く、希望を持って仕事に向き合える様になるという事であり、またそのような職人を雇用する事業所は着実に顧客からの信用を集め、成長する事が出来るという確信です。
体を使って仕事をする肉体労働者は病気や怪我などのアクシデントに見舞われるとすぐに収入がなくなります。また、年齢を重ねると生産性が 落ちて収入が減っていくのは明白であり、業界全体として若い人が、将来的な展望を持ちにくい構造となってしまっています。
私たちは、お客様が幸せな暮らしを営むための家を建てるには、まともな暮らしをするまともな職人が建築現場に従事するべきだと考えます。
職人起業塾の母体となる株式会社四方継では創業以来、自社社員の職人による施工にこだわり続けてきました。職人を正規雇用、労働法に準じた雇用体制を整えることによって、職人の意識を変え、工事品質を向上させ、顧客満足を勝ち取り、顧客との信頼関係を築き上げることで成り立つビジネスモデルを目指し、構築してきました。二十数年に渡るその取り組みを通して分かった事は、優れた技術を持った職人は少しだけの知識と意識を変えるだけで引っ張りだこの繁盛工務店として成り立てるスキルを手に入れる事が出来るという事です。志と循環型ビジネスモデルの基礎知識を得て、理論に基づいた戦略に沿ってすこしずつでも行動に移す事が出来れば将来に不安を抱きながら毎日を過ごす事無く、希望を持って仕事に向き合える様になるという事であり、またそのような職人を雇用する事業所は着実に顧客からの信用を集め、成長する事が出来るという確信です。
そして現在、私たちが行なって来たこれまで十数年間の経験則と検証結果を元に職人、職人から起業した事業者、職人を雇用する企業への支援事業を行っています。
地域の安心と安全を担保する重要な役割、責任を負う工務店、建築事業者は持続性のある事業スタイルを築き上げるべきです。そのために最も重要な事は、職人、事業者共モノづくりの本質を捉え、現場で実際に手を下す職人を守り、育てる意識を持つことだと考えます。
地域の安心と安全を担保する重要な役割、責任を負う工務店、建築事業者は持続性のある事業スタイルを築き上げるべきです。そのために最も重要な事は、職人、事業者共モノづくりの本質を捉え、現場で実際に手を下す職人を守り、育てる意識を持つことだと考えます。
私たちが創業時から掲げ続けているミッションに『職人の社会的地位の向上』があります。正直に言ってしまうとと自分達の暮らしを守る事から始まったこの自己中心的な取り組みですが、長年の活動で培って来た理論、事例、検証結果を公開することによって、過酷な建築現場で働く方々にこの業界で働く幸せややりがいを感じてもらえ、その家族が安心して子供を育てられる環境となる業界改革に少しでも寄与出来れば幸いです。
企業は人なり
建築会社が将来的な安定経営を見通し、自立循環するビジネスモデルを構築するには原理原則に基づいたマーケティング理論を事業所内に浸透させる事が不可欠です。しかし、その根本となる経営者が策定した経営理念、それに基づく行動指針を設計、営業、現場監督、職人と建築現場に関わる実務者全員まで浸透させ、日々の業務の中で実践させるのは非常に困難でまた時間がかかります。職人起業塾ではボトムアップ式で末端の現場従事者に直接、丁寧に原理原則に則った持続可能な循環型ビジネス理論を解説、そしてその目的を明確にしてもらうワークを通して経営理念と現場での実務の整合を図ります。建築業では現場で作り上げた建築物、それに対する顧客の評価こそが全ての結果です。そして顧客接点の人こそがその企業の顔であり、信頼を得る源泉です。職人起業塾は、現場基軸のマーケティングを担う人材育成のお手伝いを行なう事によって、現場で利益を生み出す仕組み作りをサポートし、建築業界になくてはならない次世代の職人を育てる企業文化の醸成、また、決まりきった作業のみに終始することなく事業所への利益の寄与が出来る様な職人の意識を喚起することで自助の精神を養い、その延長線上の職人の社会的地位の向上を目指して活動しています。